ブラジャー(仏語: soutien-gorge, 英語:brassiere)
ブラジャーはファウンデーションの一種であり、幾つかの部分に分かれる。左右の乳房を支え、補正するのが目的であるので、カップと呼ばれる、お椀の形の部分が、もっとも基本的な構成要素である。その他の構成要素は以下のようになる。
- カップ : バストを包み込む、お椀の形の部分。乳房に合わせて左右に1つずつで、2つのカップがある
- ベルト : 基本的に、アンダーバスト部分を胸部を一周する形で囲む細い帯で、2つのカップを結び、更に背中まで回りカップが外れないように固定する役割を持つ。
- ストラップ : 肩紐とも呼ばれる。通常、カップ部分の上端から伸びる、長さの調節できる紐で、肩を廻って背中でベルトと繋がっている。ブラジャーは、バストを下から支え、カップによって形を整えるようになっているので、ベルトでカップ部分が胸部に密着するようにする必要があると共に、ストラップで肩から支えカップを含めたブラジャー全体が、下にずれ落ちないようにする必要がある。そのためストラップで、肩よりブラジャーを吊している構造となっている。また、これが欠けた「ストラップレス」タイプがある
- ホック : 通常、背中側にある。背中側にホックのある場合、ベルトは背中の部分で繋がっておらず、ホックを止めることでベルトを結び合わせる。ブラジャーの装着は、ホックを止めることで一応終わる。背中側ではなく、左右のカップの間にホックがありベルトが背中の部分で繋がったフロントホックの製品もある。また、ホックを持たない製品もある。
これらの構成要素には様々なヴァリエーションがあり、ブラジャーの種類はそれに応じて、多様な種類のものがある。